家を建てることになった際に、注文住宅を選ぶ人が多いです。その理由はもちろん、細部まで思い通りにできるというところが大きいのでしょう。では、具体的にどのようなことを決めていくのかというと、基本的には工務店やハウスメーカーが間取りなどを考えてくれますが、中にはせっかく注文住宅を依頼するのだからと、自分たちで描いてしまう場合も決して少なくはありません。ただその場合、注文住宅だったとしても、業者からすれば早く作ってしまった方が良いですから、急かしてくることもあるのかもしれないのですが、その時は決して慌てて作業してはいけませんし、妥協もしないように肝に銘じておくようにしましょう。
なぜなら、快適に過ごせるのかどうかは、間取りで決まると言っても過言ではないからです。いろいろと決めていくと、トイレはどうしようかと迷うことがあるかもしれませんが、可能なら二つ以上は設置しておきたいもので、二階建てにするなら一階と二階のそれぞれに一つずつある方が断然便利です。それからキッチンですが、可愛かったり、素敵だと感じるようなものを選んでしまいがちなのですが、見た目は時間が経てば飽きますが、使い勝手の悪いものは慣れるどころか、ストレスを感じるようになりますし、下手をすると腰を痛めたりといった体調を崩す原因となることもあるので、必ず家の中で一番使う人が実際に触れてみて選ぶようにします。その他にも、床はどうするのか、ドアの取っ手はどのタイプにするのか、窓、換気扇などがあるので、住んだ時のことを想像しながら決断していくと、後悔しなくて済みます。