地元に根付いた評判の良い工務店に注文住宅を依頼する方が増えています。小回りがきき、長いお付き合いができるのがこうした地元工務店のメリットです。ちょうど規格住宅である大手ハウスメーカーと設計事務所に依頼するうちのいいところを取ったのが工務店とつくる注文住宅と言えるでしょう。工務店に依頼する家づくりはおおよそ計画から入居まで10か月から1年ほどかかると言えるでしょう。
まず行うのがプラン作成です。工務店の規模にもよりますが、大きなところは自社に設計士をおいていて、自社でプランニングから施工まで行うところが多くあります。工務店に希望を伝え、打ち合わせをして新居のプランをねっていきます。この作業に3か月ほどかかることになります。
プランがまとまったら見積りと工事請負契約を行います。見積はプランを元に1週間程度で出来上がりますが、さらにそこに修正を加えて最終プランを練り上げます。建て主が納得したところで請負契約を結びます。次に詳細の打ち合わせをしてその際に導入する設備や壁や床のカラーリングを決めていきます。
工事に入ったらあとはプロにまかせて建て主は節目節目のチェックを行います。工務店で作る注文住宅の工事期間は約4か月です。地縄祭や上棟式など職人さんにご祝儀をお渡ししてモチベーションを上げるなどの工夫をすることもできますが、基本的にはプロに任せましょう。工務店は完成後も小回りがきくので、将来のリフォームを依頼するという方も多くいらっしゃり長い付き合いとなります。